編入学体験記 -豊橋技術科学大学編-

はじめに

以前書いた、編入学体験記の豊橋技術科学大学(情報・知能工学過程)編です。

 岩手県立大学編はこちら

sublimer.hatenablog.com

 

 

豊橋技術科学大学 編入学体験記

豊橋技術科学大学(以下、豊橋技科大)は本命の学校です。今回は学力入試を受けました。一応、推薦の基準は満たしていたのですが、願書を出した時には別の大学が本命だったので、学力で受験しました。

試験にはスーツで行きました。私服とスーツはハーフハーフくらいだった気がします。

試験当日は、駅・大学間で臨時のバスが出るので、よほどギリギリではない限り、試験には間に合うと思います。とはいえ、早めに出発しておいたほうがいいと思います。7:30くらいには、駅前のバス乗り場は受験生で混雑していました。バスの料金は440円なので、小銭を準備するかあらかじめ両替しておきましょう。

試験科目は以下の4つです。情報・知能工学過程では、面接などはありません。

  1. 国語
  2. 英語
  3. 専門科目(応用数学)
  4. 専門科目(情報・知能工学)

個人的な感覚では、結果は以下のような感じになったと思っています。

  1. 国語・・・9割
  2. 英語・・・6割
  3. 専門科目(応用数学)・・・4割
  4. 専門科目(情報・知能工学)・・・6割

あまりいい結果ではありませんね。

国語

高専の国語系の授業に出席していれば、しっかり点が取れると思います。「はじめと後ろのN文字を抜き出しなさい」という形式の問題があるので、1回は過去問を解いておいたほうがいいかと思います。

英語

いわゆる「働き方改革」の英文が出ました。TOEICのような、架空の文章ではなく、現実の内容を書いた英文が出題されることが多いようです。基本的にはTOEICの勉強で間に合うかとは思いますが、確実に点をとるためには、+αの勉強が必要になると思います。(私はTOEIC問題集と過去問ぐらいしかやっていません)

応用数学

良くも悪くも例年通りかと思います。ただ、今年は偏微分の問題が出ました。一応、出題範囲にある程度の傾向はありますが、基本的には高専で習った全範囲が出題範囲なので、「さすがにこれは出ないだろう」は禁物です。基本だけでも抑えておいたほうがいいと思います。

情報・知能工学

応用数学ではここ数年出題されていなかった微分方程式の問題が、情報・知能工学の方で出ていました。微分方程式ラプラス変換あたりは全然勉強していなかったので、試験中はかなり焦りました。ほかに、FFTのプログラムを実装する問題がありました。これは穴埋めなので、C言語の基本ができていれば、おおむね解けると思います。さいごの問題は論理回路の簡単化と回路図の作成の問題でした。論理回路に関する問題はほぼ毎年出題されているので、ここは絶対に抑えたほうがいいと思います。

結果とまとめ

試験の結果は合格でした。正直落ちたと思っていましたが、合格していたので良かったです。私のいる学科では、例年5名前後が豊橋技科大を受験していますが、今年は私だけだったので、少し寂しかったです。何はともあれ、無事合格できたので、(高専を卒業できれば)2019年4月からは豊橋技科大生になります。