ASP.NET CoreでMySQLを使ってみる -Azure App Service Web Appsの準備

はじめに

今回は、これまで作ってきたアプリケーションをAzureにデプロイするため、リソースの作成をやっていこうと思います。

リソース作成

まずは、親の顔より見たAzure Portalにログインします。
portal.azure.com
ログインしたら、「リソースの作成」をクリックします。
f:id:sublimer:20191218160610p:plain
表示されたメニューから、「Web」→「Web アプリ」を選択します。
パラメータの入力欄に、以下のように入力します。

項目 入力内容
サブスクリプション 任意
リソースグループ 任意(既存のものを選択 or 新規作成)
名前 任意(ユニークなもの)
公開 コード
ランタイムスタック ASP.NET V4.7
オペレーティングシステム Windows
地域 任意(Japanがおすすめ)
Windowsプラン デフォルト
SKUとサイズ 任意(動作確認程度であればFree F1で十分です)

f:id:sublimer:20191218161131p:plain
注意点として、ランタイムスタックで「.NET Core 3.1 (LTS)」は選択しないでください。
.NET Core 3.1を選択するとオペレーティングシステムWindowsが選択できず、Linuxとなります。(2019年12月18日現在)
後々設定する項目がLinuxでは使用できないので、オペレーティングシステムWindowsとするようにしてください。
.NET Core 3.1 (LTS)以外のランタイムスタックを選択しても、Web Appsに.NET Core 3.1の実行環境はインストールされているので、実行は可能です。
入力が終わったら「確認および作成」→「作成」をクリックしてリソースを作成します。
「デプロイが完了しました」と表示されたら、「リソースに移動」をクリックします。
f:id:sublimer:20191218162756p:plain

MySQL In Appの有効化

左側のメニューから「MySQL In App」をクリックします。
オペレーティングシステムが「Linux」になっているとこれがグレーアウトされ、選択できません。
デフォルトで「MySQL In App」はオフになっているので、ここをオンに変更します。
変更したら「保存」をクリックします。
f:id:sublimer:20191218163044p:plain
保存したら、一旦デプロイされたWebアプリケーションにアクセスします。
URLは https://<アプリケーションの名前>.azurewebsites.net です。
アクセスすると、以下のような初期ページが表示されます。
f:id:sublimer:20191218163507p:plain
再びMySQL In Appの設定ページに戻り、上の方にある「管理」をクリックします。
f:id:sublimer:20191218164110p:plain
「管理」をクリックするとMySQLの管理ツールであるphpMyAdminを開くことができます。
データベースの管理はここから行うことができます。

おわりに

今回はWeb Appsのリソース作成とMySQL In Appの有効化を行いました。
次回は実際にアプリケーションのデプロイを行います。