Azure Functionsを使ってみた -プロキシ

はじめに

Azure Functionsに「プロキシ」という機能があったので使ってみました。
ドキュメントはこちらです。
docs.microsoft.com


設定

Azure Portalのトップページから「関数アプリ」をクリックして開きます。
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これまでに作成したFunctionsが表示されるので、「Azure Functionsを使ってみた -デプロイ - RFC0000」でデプロイしたFunctionを開きます。
ここでは「adventcalendar2019」です。
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次に、左側のメニューから「プロキシ」をクリックし、「+新しいプロキシ」をクリックします。
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各項目を入力していきます。
「名前」はプロキシの名前で、識別可能であれば何でも良いです。
「ルートテンプレート」はプロキシを適用するFunctionのパスです。
「許可されている HTTP メソッド」はどのHTTPメソッドが実行された際にプロキシを適用するかを設定します。ここでは「選択したメソッド」とし、「GET」のみを許可します。
「バックエンド URL 」はプロキシ先のURLです。VS CodeからデプロイしたFunctionの「https://azure-function-with-vscode.azurewebsites.net/api/HttpTrigger」を設定しました。
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最後に「作成」をクリックします。

動作確認

左側のメニューから「関数」→「HttpTrigger1」をクリックします。
「▶実行」をクリックすると右側にテスト用のメニューが表示されるので、クエリパラメータを設定します。
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HTTPメソッドをGETに設定して実行するとHello test!!!、POSTに設定して実行するとYour IP Address: *.*.*.*:*と返されるはずです。

おわりに

Azure Functionsのプロキシ機能を使ってみました。Azure FunctionsはAPIキーによる認証機能があるので、簡易的なAPIゲートウェイとして使えそうです。