地元で技術コミュニティを始めた話

はじめに

私が住んでいる岩手県一関市周辺では、IT系の勉強会はほとんど開催されていません。一方で、東京などでは毎日のように勉強会が開催されています。
私自身、勉強会で知見を共有することが好きなので、せめて数ヶ月に1回程度の頻度で勉強会ができればと思っていました。
そこで、技術コミュニティを立ち上げ、勉強会などを開催することにしました。
この記事では、どのように準備をしてイベントを行ったのかを書いていこうと思います。

メンバーを集めよう!

「技術コミュニティを作ります!!」という情報を、Twitterマストドン(イワテドン)に上げました。


この時点でSlackのワークスペースを作り、興味がある人にはそこにjoinしてもらいました。
また、最初の活動としてLT会を開催することにしました。

場所を確保しよう!

LT会をするためには何らかのイベントスペースや貸し会議室を使うことになると思います。
幸い、一関市には駅から徒歩20秒の場所に、コワーキングスペース、「co-ba ichinoseki」があり、LT会に必要な設備が整っていたので、そこをお借りしてLT会をすることにしました。
LT会に必要な設備は以下のようなものです。

  1. スクリーンとプロジェクター
    • 接続端子(VGA? HDMI? DP?)
    • 解像度(16:9? 4:3?)
  2. WiFi
  3. 電源
    • 配置(壁だけ?テーブルごと?)
    • 個数

これだけあれば、特に困ることはないと思います。
設備の情報は、後述の告知にも書くようにすると登壇者の方が困らないかと思います。
会場を借りる手順に関しては会場ごとに異なるかと思うのでWebページなどを見てみましょう。
参加者募集の際の参考になるので、何人くらい収容可能かも確認しましょう。
設備や料金、ルール等(飲食とか)で不明なことがあればそれも聞いてみましょう。
下見をさせてもらえるのであれば、一度下見に行ってみましょう。

告知をしよう!

connpassというサイトを使用しました。
内容が技術寄りなので、多くのIT系のイベントで使われているconnpassを選びました。
個人的な印象ですが、
connpass、Doorkeeper→技術系
atnd、Meetup→非技術系
というイメージです。
第1回のイベントページはこんな感じです。
ichinoseki-tech.connpass.com
第2回からは以下のような改善を行いました。

  • アンケート機能で登壇の際のタイトルと想定発表時間(5分刻み)を回答してもらう
  • タイムテーブルに登壇タイトルを載せる

申込みの通知メールが来るたびに小躍りすることになると思います。

当日!

他の参加者よりも少し早めに会場入りし、準備をしましょう。
少し早めに来られた参加者の方がいたら、準備を手伝ってもらったり、簡単に会話をするなどしてアイスブレイクの時間にしましょう。
イベントの集金は初めにやってしまいましょう。硬貨ケースがあると便利です。
LT会の進行は結構ゆるくやっても問題ないかと思います。

  1. 次は「〇〇」というタイトルでxxさん。お願いします
  2. xxさん、ありがとうございました。
  3. 何か質問などある方はいますか?

これらを繰り返す感じになるかと思います。

イベント後に…

任意のメンバーで懇親会に行くも良し、しばらく立ち話をするのも良しです。
名刺交換をするのもいいですね。

最後に

今回この記事を書いたのは、ある人に「イベント開催の知見を共有してほしい」と言われたからです。
まだ始まったばかりで手探りの部分が多いかと思いますが、今後も継続的にイベントを開催していきたいと考えています。
興味があったら、気軽に参加してみてくださいね。