譲っていただいたサーバーにOSをインストールしました

はじめに

以前、時雨堂様より譲っていただいたサーバーにOSをインストールしました。
ようやく固定回線が開通したこと、GWでまとまった時間が取れたことなどの理由で、このタイミングで作業することにしました。
sublimer.hatenablog.com

作業内容

作業内容はだいたいこんな感じです。

  1. Windows Serverインストール
  2. Windows Admin Centerインストール
  3. Telegrafインストール

実際にはHyper-Vの設定やVPNの設定などもしましたが、それらに関しては割愛します。

Windows Serverインストール

最初、Windows Server 2019 Datacenterをインストールしようとしていました。
私が在籍している豊橋技術科学大学では、Microsoft Azure Dev Tools for Teachingを使って、Windows Serverなどの高価なOSを限られた用途で無料で使うことが出来ます。
学校から付与されたアカウントで、Azure Portalにログインし、「Education」で検索すると「Education - クイック スタート」という検索結果が表示されるので、これをクリックします。その後、左側のメニューから「ソフトウェア」を選択すると、利用可能なソフトウエア一覧が表示されます。ここからisoファイルをダウンロードし、インストールメディアを作成してインストールできるのですが、「Windows Server 2019」を選択した際に表示されるプロダクトキーは、Datacenterエディションでは利用できませんでした。
いろいろ調べて試してみましたが、解決しなかったのでサポート窓口に連絡したところ、Standardのキーだということが分かりました。Windows Server 2019 Datacenterのプロダクトキーは、取得できないようです。
Windows Server 2016 Datacenterは取得可能だったので、こちらを使うことにしました。2016→2019のアップグレードも試してみましたが、2016のキーでは出来ませんでした。今回Datacenterエディションにこだわったのは、Hyper-Vで建てられるVMの数が無制限だからです。たくさんリソースがあるサーバーなので、余らせるのはもったいないですよね。

Windows Admin Centerインストール

Windows Admin Centerという、Webブラウザからサーバーを管理できるツールがあるので、そのインストールをしました。GUIでポチポチするだけで簡単にインストールできます。
www.microsoft.com
ここから、msiファイルをダウンロードし、実行するだけでインストールできます。
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こんな感じで、サーバーのリソース状況の確認やHyper-Vの操作、更にはPowerShellの実行やブラウザからリモートデスクトップ接続まで出来ます。
もちろんダークテーマもありますよ!
管理するサーバーが複数台になったときには、直接サーバーに接続する必要がなくなるので、とても便利だと思います。

Telegrafインストール

サーバーを運用するからには、当然監視の仕組みを入れる必要がありますが、これまで使ったことのないものを使ってみたかったので、以下のような条件でいろいろ調べてみました。

  1. Windowsでも動作する(Windows Serverを運用するので)
  2. OSSである(貧乏学生なので)
  3. Push型である(ポート開放等が不要なので)

その結果、Telegrafが一番良さそうだったので、これを使うことにしました。
github.com
Telegrafは単体で動作するものではなく、InfluxDB、Grafanaと連携させることで、メトリックの収集・記録・可視化を行います。
サーバーの各種情報は、「input plugin」を使って取得します。input pluginの一覧はREADMEに載っています。CPU、RAM、Networkといった基本的な情報だけでなく、Nginx、Docker、Kubernetesなど、様々なソフトウエアの情報も取得できます。OSS版Mackerelと言ったところでしょうか。Mackerelはサーバー1台あたり月額1200円と学生が使うには高いので、Telegrafはかなりおすすめです。
取得したデータはInfluxDBに記録されるので、Grafanaでこんな感じに可視化してあげると、かっこいいダッシュボードが出来ます。
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この辺の話は、ちゃんとした記事を別で書きたいと思っています。

サーバーの命名規則について

今回サーバーを建てるにあたって、複数台のVMを動かそうと思っていたので、ホスト名の命名規則については、我が子に名前をつける時のように悩みました。
最終的に、命名規則は「世界のロケット発射場の名前」にしました。
今の所、以下のようなものを考えています。

ホスト名 由来 ステータス
tanegashima 種子島宇宙センター 運用中
uchinoura 内之浦宇宙空間観測所 運用中
capecanaveral ケープカナベラル空軍基地 運用中
houston ジョンソン宇宙センター 運用中
oklahoma オクラホマ宇宙港 未使用
vandenberg ヴァンデンバーグ空軍基地 未使用
baikonur バイコヌール宇宙基地 未使用
kapustinyar カプースチン・ヤール 未使用
plesetsk プレセツク宇宙基地 未使用
guiana ギアナ宇宙センター 未使用
jiuquan 酒泉衛星発射センター 未使用
xichang 西昌衛星発射センター 未使用
taiyuan 太原衛星発射センター 未使用
wenchang 文昌衛星発射場 未使用
woomera ウーメラ試験場 未使用

サーバー本体(物理サーバー)は差別化したかったので、かの有名な糸川英夫先生に因んで、「itokawa」というホスト名を付けました。

電気代について

サーバーを動かし始めたのが28日なので、ちょうどグラフに現れていますね。予測では6000円/月前後の電気料金になりそうです。同スペックのVPSを使うと2万円以上するので、それと比較すると遥かに安いです。
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おわりに

紆余曲折はありましたが、今の所ちゃんと動いてくれています。タスクマネージャーを開いてみると、圧倒的な力を感じることができるので、とても良いです。


今後の作業に関しては、まだはっきり決めていませんが、マストドンのサーバーを建ててみようかなと思っています。それに関しても、ブログとして残しておこうと思っているので、今後にもご期待下さい。